マウンテンで昼食を……

初アタック。そして…遭難。



昼と夜が同じ長さ。そういう特別な日。9月23日(秋分の日・祝日)
私は、あれほど下調べをしたこの喫茶店に、友人と2人で向かった。
いりなかの駅から少し坂道を歩む…いざ行かん!戦場へ!

(画像でかくてすみません)

え〜っと…そんなわけで来たこの喫茶店。
喫茶店の激戦地・名古屋(6700店ほどある。これは、全飲食店の43%であり、全国平均の15%を大きく上回っている。)では、
各店それぞれ個性的なもので対抗してます。
他の店では、主にサービスを工夫していたり、モーニング・ランチ・おまけのボリュームを上げたり様々。
このお店は…メニューを他の所が真似しないできないものにして客を寄せています。
そんな所で、今回のレポートを…。





いりなかの駅から坂みch…もとい山を登り、3つ目の信号を右に曲がり、道なりに少し歩く。すると…

看板が見えてくる。マウンテンだ。

どーん!!

あ、エボが停まってる…。
…じゃなくて、
この日は、祝日ともあって客が多く。駐車場は満車だった。
入り口がわかりにくいが、中央左寄りにある観音開き(?)のドアが入り口である。
入った時に空いているテーブルに案内された。入り口の反対側の窓際。窓の外に朽ちかけたコンテナが…。
通路を挟んだななめ向かい。にいた、20代くらいの男性2人組みのテーブルには、
約1/3の量のカキ氷。その脇に置かれた半分程度残ったスパゲッティ2人前。いきなり、マウンテンの恐さを知る。
その人たちは何も知らなかったか、お金持ちだったかであるが。あの取り合わせは、素人目にも無謀すぎる。
とにかく、メニューを見た。思っていたより新しい。パソコンで作られている。ラミネート加工も…
実は、「きっとワープロで白黒だろうなぁ〜」と思っていたが…近代化が進んでんのね…。
友人とよく話し合い。思い切って、迷物名物、甘口抹茶小倉スパを頼んだ。
このお店では1人1品頼まなければならないので(中学生以下とお年寄りは除く)、
それと、私はカプチーノ、友人はカキ氷(マスカット)を頼んだ。
友人は、「カキ氷?あんなん余裕だて。3つぐらいなら余裕しゃくしゃく氷もしゃくしゃく。」
と言っていました(最後のしゃくしゃく〜は言ってないf(^^;。写真見せて大きさも確認させたのにな…)ので任せました。
喫茶店にしては出来上がりに少し長く、待っているとまずおまけ(名古屋の喫茶店の常識)が。
おまけ(と言うより、お茶請けかな?)は、私が良く行く喫茶店の「あられとピーナッツ」1袋に対し、
ビスケット数枚、パンケーキ1袋という内容でした。
それから少し経ち…。ついに、緑色の麺に白い生クリームの載ったあれが…。
店員が2つ持ってきたのでなぜか?と思ったのですが、私達の真向かいの女性4人グループに届けていました。
ドンと置かれたものを見て私はまず…
緑色の悪魔。
(クリックで大きく)

「緑!!」
と、言いそうになりました。で、匂いは…
「抹茶抹茶してる(意味不明)。っつーか匂いで『私は甘いですよ。』と主張してる。」
次に、カキ氷とカプチーノが…。
すいません。カプチーノについて写真がありません(あまりにも普通であった為)。
で、その氷がこれ。↓
この画像は、一部画像処理を行っています。(理由:お見苦しいので)

ええ〜っと…標高高さ約30p強あります(友人の顔がでかい為、小さく見えます。)。
とにかく、食します。
では、抹茶スパをば…。
・・・
・・・
・・・
パクッ…
「ん!?」
「んんん!?」

3口目で、
「やべぇ、恐ろしくミスマッチ…。温かいのと甘いのはおいしいんだけど…、
後から来る苦い(抹茶)のがあわねぇ…。ギブ…。っつーか、バナナの方が良かった。ガクッ…」

流景は死にカプチーノに移りました。
カプチーノは恐ろしく普通(に見えました。私には。)だったので、おいしかったです。
ちょっと、上に載っていた餡子(小倉)を食べましたが…
「あれ?餡子ってもっと甘いもんじゃなかったっけ?とても程よい甘さに感じる…。」
恐るべし!マウンテンマジック!!
そういえば、カキ氷どうなったろう。と顔を上げる
そしたら目の前で、黙々と友人がカキ氷を食べていました。量は大体5合目くらい。
どんどんと消えていくカキ氷。こいつが言ったことは嘘じゃないかもしれない…。
そう思い始めた8合目。ついに変化が!!
しかし、変化があったのは、友人ではなくカキ氷。中からなんと!ソフトクリームが!!
友人は…
「カキ氷は余裕だけど、ソフトは自信無いな…。」
「え゛!?」

私はもう、血液中に糖が沢山あって満腹中枢刺激しまくり!!な状態だったので、やばいな…と思いましたが…。
ソフトクリームは、(カキ氷総量に比べて)微量だったので友人には、効果なし。逆に味付け効果で、ちょうど良かったかと…
で、ついに、ついに!!友人は、カキ氷を一人で登頂しました!!


「放送席。放送席。氷山単独登頂後のBさんへのヒーローインタビューです。
ではまず、今回マスカットを選んだ理由は?」

「え〜、イチゴとかだと、食べ慣れてて途中で飽きちゃうと思ったんです。」
「で、それは結果として、成功しましたか?」
「あ、はい。実際、マスカットにも飽きました。これが食べ慣れてるイチゴとかだと多分無理でしょうね。
マスカット以外ならもう1杯はいけますよ。」

「そうですか。つまり、ダブルは無理だけど、味が違えば2杯は可能。ってことですね。
では、最後に今度来たらどうしますか?」

「できれば、2杯単独登頂を目指したいです。」
「ありがとうございました。本日、氷山単独登頂を果たした、Bさんでした。」

…というバカなやり取りはしませんでしたが、これと同じような会話をしました。
上の友人の台詞はそれを少し編集(内容は一緒)したものです。
とにかく、私のどっぷり負け気分な写真はこちら。

ご飯粒〜
(クリックで大きく)

そういえば、あの女性に運ばれた抹茶スパ、どうなっただろう?1/4くらいの時は見たけど…
っと。そういえばなぜか、皿に載っていたご飯粒。
フライパンで炒めていたものが飛んで載ったのでしょうか?
真相は、闇の中。お宮入りにしときます。



その後。胃は空っぽで満腹中枢を刺激され、空腹なのに満腹と訳分からん事態になった私(と友人)は、
近くの99ショップでカップラーメン(私:麺○゛くり。友人:キムチ入りのラーメン←まだ余裕みたい…)を買って食べました。
おいしくて、泣けてきました…。

しかし、私は諦めていません。またアタックしたいと思います。
意地と誇りにかけて。


教訓
甘口抹茶小倉スパは食べた事のある者と行け(できれば完食が好ましい)。
私の友人B氏を侮ってはいけない。
おみゃーバナナ好きなら、甘口バナナスパの方が良かったがや。(自分への戒め)


今度はもっと普通なのにします……。



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